レイキとは大正時代に日本で生まれ昭和の戦前まで広く普及していたハンドヒーリング(当時は手当て療法と呼んでいました)のことです。
終戦後はGHQの命令によりレイキも含めて日本的な医療行為は廃絶され西洋医学一辺倒となりました。しかし幸いなことに戦前に日系二世のハワイの女性に伝承されていてそこからアメリカ、ヨーロッパに広がっていきました。日本には1980年代後半に欧米から逆輸入される形で大都市を中心に急速に広まりました。21世紀に入りインターネットの普及により地方都市にも広がりを見せています。
 
 レイキの知名度が飛躍的に伸びた背景として、ベトナム戦争後の帰還兵のPTSD (恐怖体験によるトラウマなどの後遺症)が社会問題になっており、薬やカウンセリングで症状が治らない患者さんに対して、レイキ療法が試みられたのです。その結果、多くの帰還兵が正常な生活が出来る様になり、レイキの有効性を世界中に知らしめることとなりました。
 現在では世界中でヒーリング(或いはエネルギー療法)の基礎としてレイキが知られており、イギリスやカナダでは医療保険が適用され、精神、神経系専門のレイキ・ヒーラーが存在するほどです。アメリカでは癌医療の民間療法として最前線に立っており、電話帳には2〜3ページに 渡り「レイキ・ヒーリング」という職業で掲載されています。 フランスでは地下鉄の看板に「霊氣」と書かれているなどヨーロッパでも広く認知されています。
 インターネットでもレイキの情報は多く 入ります。ちなみに「レイキ」をネットで検索すると日本では109,000件(人口1億2千7百万人)しかヒットしないのに対して「REIKI」でドイツは825,000件(人口8千2百万人)、イギリス702,000件(人口5千9百万人)、アメリカ471,000件(人口2億9千4百万人)、カナダ236,000件(人口3千百万人)、フランス147,000件(人口6千万人)、オーストラリア122,000件(人口1千9百万人)、イタリア117,000件(人口5千7百万人)と人口比率からするとヒット数は日本に比べて2倍から10倍以上あります。単純にヒット数イコール普及率とは言えませんが日本発祥のレイキなのに欧米の方がはるかに普及しているのがわかります。(2005年5月現在)

日本でもNPO法人が設立されています。

NPO法人 日本レイキ協会

 私自身の考えとしては不調なところが改善されるのであれば、どんなヒーリング法でもいいと思いますが、私自身が強いトラウマ、PTSDがカウンセリングや様々なセラピーで治らなかったものがレイキで克服できた体験から素晴らしいヒーリング法だと考えています。そしてレイキを仕事として実践して行くうちに、病の症状を改善するだけでなく、様々なメリットが 存在する事に気付きました。 レイキを体験して見ますと、まず「なんとも言えない気持ち良さ」に驚かされます。 レイキはヒーリー(受けている人)を深いリラクゼーション状態に導きます。アルファ波を超えてシータ波まで 誘導されると言われます。科学的にもシータ波は深いリラックスを表すことが証明されていますので、ストレスの多い生活でほとんど体験することのない、シータ波に導く事により ストレス、トラウマなどを開放して行くのではないかと思われます。 またレイキを受けた人のほとんどの人がマイナス思考から解放されるのも、驚くべき効果です。
 
 レイキが作用するのは神経・精神だけではありません。 頭痛、肩こり・腰痛・喘息・アトピーなど気功系施療で得意とする分野でも効果が認め られています。 
どこに行っても、何をやっても良くならなかった こんな方は是非、一度 ヒーリングハウスドルフィンを、お訪ねください。


左は、大正時代、使われていたレイキの文字です。 現在ではこの漢字は使われていないため「霊氣」と書きますが、幽霊の「霊」ではありません。当時は「宇宙、天空」の 意味だったそうです。直訳すると 「宇宙の氣」ということになります。 海外のレイキ治療院では「霊氣」の文字が 頻繁に使われてます。Tシャツにも「霊氣」のロゴが使われていたりします。欧米では霊氣は医療としての面と東洋の神秘としてとらえている感じが伝わってきますね。
レイキなどの代替医療をアメリカの総合病院が導入!

日本経済新聞の1面に大きく取り上げられました。
ニューヨーク市にある米国を代表する総合病院「ベス・イスラエル」は、2000年から鍼治療やレイキなどの代替医療を行っている。今、癒し系歯科医院が全米に続々と登場しつつあるという。


                  日本経済新聞 2004年1月13日付 夕刊


レイキがイギリスの辞書に載る

 2001年12月3日にロンドン発共同に掲載された記事が、日本の日経新聞・産経新聞・東京新聞・Japan Times等に12月4〜5日にかけて掲載されました。
以下は日本経済新聞よりの抜粋です。

 『3日発行された英国の権威ある辞書コリンズ・イングリッシュ・デイクショナリーの新版が、「Ramen」(ラーメン)や「Bento」(弁当)「Gaijin」(外人)など新たに8つの日本語を掲載した。この辞書は英語を英語で説明する日本の国語辞典に当たるもので、オックスフォード辞書と並ぶ権威。残りは「パチンコ」「霊気」「ワサビ」「そば」「うどん」。これで掲載されている日本語は120余りになった。食べ物が多いが、古参の「すし」や「てんぶら」などに加え、今回は一層庶民的な食文化を代表する語が増えた。
ヨガなどと並び英国で流行している「Reiki」(霊気)の登場は異色。辞書は「(名詞・日本語)癒やしと元気回復のために患者にエネルギーを与えると考えられている治療法」と説明している。
 新聞、雑誌、書籍、ラジオなど印刷物と会話の中から集めた4億語余りのうち使用頻度の高いものを選んだという。
編集部のアンドリユー・ホームズ氏によると、過労死、粗大ごみ、居酒屋などは「動向を見守る」として今回は見送った。「日本の庶民文化や、瞑想テクニックの魅力が英語に浸透してきている。過労死のような言葉は定着してほしくないけど…」とホームズ氏。 (ロンドン発共同)』
 以上のように、レイキは、日本から発生したヒーリングテクニックの名称として世界の共通用語となっています。
日本経済新聞 2001年12月4日 夕刊より)
レイキの10大特徴

以下はレイキの10大特徴としてよく知られている内容です。
(主催する団体等により多少の言い回しの違いはありますが、内容は同じものです)
アチューンメントというエネルギー伝授によって、レイキの流れる回路が開かれ、誰でもその日から自己ヒーリング、他者ヒーリングができるようになる。
一度回路が開かれると、使わなくても一生回路は閉じることはない。ただ使ってた方がエネルギーレベルを高く保てる。
受け手に必要な分だけ自動的に流れるので意識の集中は必要ない。また宇宙の生命エネルギーを使うので送り手自身がエネルギーを消耗することはない。
レイキはクリアな光なので、ネガティブなエネルギーを運んだり邪気を受けたりすることがない。
レイキは宗教とは全く関係がない。また信じる信じないに関係なく、効果を発揮する。
人以外の生物(動物や植物)にも有効であり、鉱物などの無機物や場の浄化などにも活用できる。
レイキには副作用というものがない。また薬や他のヒーリングと併用しても問題がない。
シンボルの活用により、時間、空間を超越して遠隔ヒーリングや過去・未来へのヒーリングができる。(セカンドディグリーを受けた場合)
心の深い傷やトラウマ、PTSD、カルマの浄化に役立つ。
自己浄化を通じて自らを高め、人間が本来持っている素晴らしい本質を向上させ、自己実現へ向かわせる。
 以上のような特徴から、レイキはマッサージなどの手を使った癒しをされている方はもちろん、ヒーリングに携わる方、人と接する職業の方には身に付けておくと非常に有効といわれています。レイキを併用することにより、高い効果が期待できます。
 リフレクソロジスト、アロマセラピスト、エステティシャンをはじめ、医師、看護士、介護士、整体師、鍼灸師・指圧師、カイロプラクター、心理カウンセラー、美容師、etcには特に身に付けておいたほうがいいと言われています。(患者さん、お客さんの反応が違います)
 また、ストレスの多い現代社会においては、職業に関わらず「一家に一人、レイキ・ヒーラー」の必要性がいわれています。レイキは優れたヒーリング法、リラックス法です。
レイキについて
REIKI(レイキ)の記事